もともとモノづくりが好きでしたが、工業系の学校には通っておらず普通科の理系の出身。
若園精機で働く以前からギター職人をしていたり、ずっとモノづくりの現場に携わってきました。
会社をはじめて知ったのは、実際に働いていた友人の紹介。当時はまだ10人ぐらいの会社でしたが、活気がありました。モノづくりの現場としての基本は変わらないと考え、思い切って今の会社に転職しました。
先輩インタビュー1
失敗した経験が次への成長の糧になる
現在はCAM課で切削機を使って鉄の塊を削る仕事を担当します。
現場では、まずお客様から依頼されたモデルを図面に起こし、加工用データを作成。完成した加工用データを切削機に流した後は、コンピュータが正常に動いているかの確認作業をしています。荒加工は現場スタッフにおまかせして、最終的な仕上は自分で対応します。
現在は部下に技術を教える立場にありますが、入社当時は知らないこと、わからないことばかりで、失敗ばかりでした。失敗するたびに落ち込みますが、いつまでも立ち止まっているヒマはありません。失敗した経験を次にどう活かすかで成長できるかが決まります。一歩ずつ常に前を向くようにして仕事を覚えていきましたね。
今は、自分のスキルアップよりも、部下の成長が嬉しい
現在は課長として、現場の仕事もしながらマネジメントの仕事も行っています。
特に人材育成には力を入れています。技術的なスキルアップのキャリキュラムを組むのはもちろん、技術者である前に一人の社会人として、仕事に責任を持って取り組んでもらえるような指導をしています。マネジメントの仕事を行うようになってからは、自分のスキルアップよりも「ミスが減った」「新しいことができるようになった」などの部下の成長を感じることが何よりも嬉しいですね。
若園精機の魅力は、会社と一緒に自分も成長できること。
自分の意見が社長や取締役にも届きやすいので、会社を良くするもの悪くするのも自分たち次第です。意見が認められれば、会社が業務改善に取り組んでもらえるので、会社がより良くなっていくことを実感できます。やる気があればとてもやりがいのある職場だと思います。